アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流。

アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流

アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流

アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流

アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流

アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流

アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流

アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流

アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流

アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流

先日、理事長と岡村が、スウェーデンで開催された「アール・ブリュット ジャパン×スウェーデン2018国際交流ツアー」に参加してきました。

まず、グループホームやデイセンター、就労支援施設などの視察をさせて頂きました。視察させていただいた施設はコミューン(基礎自治体)が運営しており、支援者は市の職員でした。LSS法という法律が存在し、障害者自身が支援内容を自分で選択していたことが印象的でした。

EDSVIK KONSTHALLで開催された「アール・ブリュット-日本とスウェーデン-」展にも参加しました。どの作品も大変素晴らしく、見応えのある作品ばかりでした。

パーソナルアシスタント(PA)提唱者のBengt Elmenさんの講演を聴講する事もできました。PAの存在により、あらゆることを自己決定できる環境は理想の環境であると感じました。重度の知的障害があり、自分の意思を表出できない方に対してはどのように対応するのかという日本側からの質問に対して、「コンパス」という評価があり問題ないとの返答がありました。日々、障害者の支援業務をしている身として、そのような便利な評価が存在するのかという疑問は残りましたが、この講演を聴講したことで障害者の自己決定について考えを深めることができました。

また、スウェーデンJCIとのランチミーティングや国際フォーラムに参加する事もでき、最終日はスウェーデン政府での障害福祉研修として、社会保険庁を視察させていただきました。

今回の研修の内容は大変濃厚で勉強になる事ばかりでした。今回の研修で学んだ事を青い空での障害者支援に置き換えて熟考し、よりレベルの高い支援を追求していきたいと思います。