令和4年度も月例会(毎月第3日曜日)、女子会(毎月第2土曜日)、中土佐町つどい処(奇数月第4土曜日)の会を行ってきた。月例会について、令和4年度は新型コロナウィルス感染症の影響により6月、11月、12月、2月、3月の合計4回の開催となった。女子会については、原則オンライン会議システム(Zoom)を用いて開催しており、定期的に当事者、当事者家族、支援者間での意見交換を行ってきた。指定障害福祉サービス事業所(就労継続支援B型)青い空は、開所日数=252日(-8日)、延べ利用者数=6,792人(+864人、+14%)、1日平均利用者数=26.95人(+4.15人、+18%)、延べ作業時間=30,070時間(+2,924時間、+10%)、工賃支払総額=4,595,230円(+306,885円、+7%)、平均時給=152円(-6円、-4%)となり、昨年度に続き平均時給が前年度比マイナスとなった。今後も利用者増が見込まれるため、新たな収入源を得ることが急務である。事業所の作業は、ガスメーターの解体作業、銅線の剥線作業は金属買取価格の高騰もあり、解体作業における工賃収入が今年度も大きな収入源になっている。また、レザークラフト作業は、新型コロナウイルス感染症の影響で日本高次脳機能障害友の会全国大会等のイベントがWeb開催となり、会場での出店・販売ができなかったが、帯屋町で開催された第23回障害者作品展にマテリアルショップPalletと共に作品を出展販売し、利用者さんの接客の機会を作ることができた。トンネルFRP貼り付け作業は取引先の事業撤退に伴い終了となった。「喫茶おちつき処」は、新規メニューとしてシフォンケーキ販売を開始し、ランチ以降の時間帯の集客増を目指している。令和4年度も引き続き、高知県から委託され実施している高知県高次脳機能障害支援拠点センターを近森リハビリテーション 病院と協同して運営してきた。当センターでは、高次脳機能障害当事者やその家族、支援者からの相談業務を行うとともに、福祉関係者や医療関係者を対象とした研修会や家族教室などの企画・運営を行い、高次脳機能障害の普及・啓発に取り組んだ。令和4年度障害者芸術文化活動普及支援事業における中国・四国ブロック広域支援センターを厚生労働省から受託し、研修会や中国・四国ブロック会議等を実施した。
令和4年度事業報告
令和4年度活動計算書
令和4年度事業別損益の状況
令和4年度貸借対照表
令和4年度財産目録
令和5年度事業計画書
令和5年度活動予算書
令和5年度事業別予算書