令和2年度事業報告等

令和2年度も月例会(毎月第3日曜日)、女子会(毎月第2土曜日)、中土佐町つどい処(奇数月第4土曜日)の会を行ってきた。令和2年4月・5月・12月、令和3年1月・2月の月例会は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となっていたが、令和3年3月から再開している。
指定障害福祉サービス事業所(就労継続支援B型)青い空は、開所日数=246日、延べ利用者数=5,950人(+491人、+9%)、1日平均利用者数=24.19人(+3.03人、+14%)、延べ作業時間=27,883時間(+2,837時間、+11%)、工賃支払総額=4,497,835円(+246,420円、+6%)、平均時給=161円(-9円、-5%)となり、昨年度に続き平均時給が前年度比マイナスとなった。今後も利用者増が見込まれるため、新たな収入源を得ることが急務である。
事業所の作業は、最も安定した収入源であった浄水器カートリッジ分解作業が新型コロナウイルス感染症の影響から中止となっている。その他の工賃収入として、ガスメーターの解体作業、銅線の剥線作業においては、新たな取引先を確保し、解体作業における工賃収入が大きな収入源になっている。また、レザークラフト作業は、新型コロナウイルス感染症の影響で日本高次脳機能障害友の会全国大会等のイベントが中止となり、会場での出店・販売ができなかったものの、9月に開催された高知市主催の金婚式のお祝い品として当事業所のコインケースとペットボトルホルダーが選定され、収益を補うことができた。農作業として、野菜の選定作業や野菜の段ボール詰め作業を行なってきたが、納期に間に合わせることがストレスに感じてしまう利用者が出始めたため、農家さんにも事情を説明し、しばらく中止させていただくこととなった。「喫茶おちつき処」は、4月に高知県知事から昼夜を問わず不要不急の外出を自粛するよう県民に要請があったことをふまえて4・5月を臨時休業とした。6月から再開し地域住民の落ち着ける場所になれるように取り組んでいる。
社会参加を促進するための事業として計画していた花見会・BBQ大会・新年会・勉強会は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、すべて中止とした。
今年度も引き続き、高知県から委託され、高知県高次脳機能障害支援拠点センターを近森リハビリテーション病院と共同して運営してきた。地域研修会や家族教室などに取り組んだ。
令和2年度障害者芸術文化活動普及支援事業における中国・四国ブロック広域支援センターを厚生労働省から受託し、研修会や中国・四国ブロック会議等を実施し、2月には岡山県で事例共有型展覧会「なんでそんなんエキスポ」を開催した。

令和2年度事業報告書
令和2年度活動計算書
令和2年度事業別損益の状況
令和2年度貸借対照表
令和2年度財産目録
令和3年度事業計画書
令和3年度活動予算書
令和3年度事業別予算案